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PM2.5からも肌を守るには

投稿日:2017-04-30 更新日:

シミやシワなどの肌トラブルの原因の8割近くは、紫外線や大気汚染物質などの外的要因が関係していると言われています。

そこで私たちは、紫外線対策の化粧品を使って、シミや肌荒れ対策をします。

紫外線による肌への影響はよく知られていますし、紫外線対策用の化粧品がたくさん売られていますから。

しかし、大気汚染物質は、肺がんなどの呼吸器系に悪影響があることは知っていても、肌への影響はあまり意識していないと思います。

大気汚染物質の中でもPM2.5は、私たちの毛穴の約20分の1の大きさで、紫外線と互いに作用し、肌への悪影響を増大していることが指摘されています。

大気汚染物質と肌老化との関係

ドイツで、70~80歳の女性400人を対象に、大気汚染と肌老化との関係を調査した研究があります。

これによると、「PM10以下の大気汚染では、汚染レベルが高いほど肌老化が早く、一番汚染度合いが高い地域では、他の地域に比べ、額とほおのシミが多く見られ、ほうれい線も目立った。」という結果になりました(『日経ヘルス2014年6月号』)。

PM2.5と肌トラブルとの関係

2017年4月、ポーラ化成工業は、排気ガス等の大気汚染物質、タバコの煙及び花粉などが肌トラブル頻度を高めている可能性があると報告しています。

図1を見てください。

棒グラフが、大気中のPM2.5の残存量を示しています。

赤い折れ線グラフは、肌トラブルを感じた人の割合を示しています。

この図を見ると、みごとに大気中のPM2.5の残存量と肌トラブルが連動していることがわかります。

ポーラでは、この報告と同時に、肌に接触・浸透した大気汚染物質を排出するエキスを発見したことも報告しています。

このエキスを配合した化粧品が、2017年の夏に発売される予定です。

PM2.5からも肌を守る方法

1日の終わりには、ていねいな洗顔が大切です。

自分に合った洗顔料をしっかり泡立てて、泡で洗うようにするのが洗顔の基本です。

ゴシゴシ洗うと、肌の角質層を傷つけてしまい、かえって乾燥肌をまねいてしまいます。

また、洗顔料が顔に残っていても肌トラブルを起こします。

そして、抗酸化成分が含まれた化粧品でケアします。

抗酸化成分とは、言いかえれば、活性酸素の増加をおさえる成分のことです。

活性酸素の増加をおさえることで、活性酸素がシミ・そばかすの原因であるメラノサイトを刺激することを防ぐことができます。

また、抗酸化作用のある食品を摂るのも効果的です。

抗酸化成分と食べ物については、以前にまとめたことがあります。

免疫力をアップさせる食べ物
http://karinok.net/archives/136

【まとめ】PM2.5からも肌を守るには
1.1日の終わりには、ていねいな洗顔をする。2.抗酸化作用のある化粧品の使用と食品を摂ると効果的。

 

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