美容・健康ガイド −Miku

美容・健康に役立つ情報サイト

美容

オールインワン化粧品のデメリット

投稿日:

オールインワン化粧品のデメリットについて

2017年1月、株式会社AILE(東京都渋谷区)は、日本全国の30歳~59歳の女性約1万人を対象に、オールインワン化粧品に関するアンケートを実施しました。

その中で、オールインワン化粧品の印象について、35.2%の女性が、「スキンケアが1度で済むので忙しい時もケアが可能」と回答しています。

また、「化粧水・乳液・美容液など、単品で買うよりも節約できる」と回答した人は9.0%でした。

これらからすると、オールインワン化粧品を使うメリットは、時短とお金の節約にあると言えます。
 
 
一方で、「化粧水・乳液・美容液などの単品商品より効果が落ちる」(16.9%)、「保湿力や浸透力がそれほど期待できず、時間が経つと乾燥する」(10.6%)、「ベタベタしすぎて、化粧よれが気になる」(6.5%)という回答があり、合わせて34.0%の方がオールインワン化粧品のデメリットの方に強い印象を持っています。

 
 

オールインワン化粧品のデメリットその1

洗顔後につける化粧品の順番は、化粧水→美容液→乳液→クリームが一般的です。

肌に水分と美容成分を補給し、これらを閉じ込めるという順番です。

これを一度で済ませるのですから、無理が生じます。
 
 
例えば、美容成分の浸透を油分がじゃまをするということが考えられます。

化粧印会社は、研究を重ね、この点は解決しているのでしょうが、その分人によってはよくない成分が含まれている可能性があります。
 
 

オールインワン化粧品のデメリットその2

オールインワンは、化粧水、美容液、乳液、クリーム、化粧下地などが1つになっていますので、配合されている成分も多くなります。

成分が多い分、肌に合わない確率が高く、肌トラブルを起こすリスクも高くなります。
 
 

オールインワン化粧品のデメリットその3

肌の状態や季節などによって、水分や油分の補給バランスを変える必要が出てきます。つまり、保湿美容液を夏は少なめ冬は多めにする、冬は口元だけクリームを足すという微調整が必要です。オールインワン化粧品だとそれができません。
『正しいスキンケア事典』(高橋書店)

 
 

オールインワン化粧品のメリット

では、単体の化粧品より効果の落ちるオールインワン化粧品は、使わないほうがいいのかというと、そうではありません。最小限の効果にとどめたオールインワン化粧品を使うことによって、自立した肌が強くなる場合もあります。
 
保湿効果が高い、美白効果が高いなど、商品の特徴に合わせて、自分の肌に合ったものを見つけることができれば、これほど心強いものはないでしょう。
『医師が教える正しいスキンケア大全』(宝島社)

 
 
株式会社AILEによるその他の調査結果はこちら
https://deciel-shop.com/research_jan2017/
 
 
 

-美容

関連記事

ほうれい線対策をして何歳下に見られたい?

見た目年齢を左右するのは「ほうれい線」 医療機関などに人材紹介サービスを提供している日本メディカルが、40代~60代の女性(600人)を対象に調査した結果、見た目年齢を左右するもの1位は「ほうれい線」 …

日焼け止め「SPF」の使い分け

日焼け止め「SPF」の使い分けについて   SPF PA 日常生活(買い物、散歩) 10前後 + レジャー、屋外での軽いスポーツ 10~30 + + 夏の海や山、冬のスキー場、長時間のレジャー、炎天下 …

化粧品のライン使いとは

化粧品のライン使いについて 化粧品のライン使いとは、同じメーカーの同じシリーズの化粧品(化粧水、美容液、乳液、クリームなど)をそろえて使うことをいいます。 使用する際も、メーカーの指示通りにします。 …

ブースター化粧水とは使い方しだいでプラチナでも意味のある化粧品

ブースター化粧水とは ブースター化粧水とは、洗顔後につけることで、後に使う化粧水、美容液、クリームなどの浸透を高める効果が期待できる化粧品です。 ブースターを導入美容液と呼ぶこともあります。 基本的に …

足の臭い予防/足の臭いをとる方法

  足の臭い予防と足の臭いをとる方法 足の臭い予防や足の臭いをとる方法が、ネット上では色々紹介されています。   しかし、水虫など、足になんらかのトラブルがない限り、ほとんどの場合「靴」が原因です。 …