美容・健康ガイド −Miku

美容・健康に役立つ情報サイト

美容

化粧水のアルコール(エチルアルコール)の役割

投稿日:

16100202
 
化粧品で単にアルコールと言う場合は、エチルアルコールのことです。
 
成分表示では、エタノール無水エタノールと記載されています。
 
エチルアルコール=エタノール=アルコール
 
 

化粧品にアルコールを配合する目的
清浄……ふきとり化粧水などの場合、肌に残った皮脂や汚れ、色素などを浮かして取り除くことができます。
殺菌……防腐効果があります。
収れん……肌をひきしめます。
清涼……アルコールは蒸発するときに熱を奪うので、化粧水などアルコールを含んだ化粧品の使用後は、肌にスーッとした爽快感が残ります。
可溶化……水や油には溶けにくい各種の成分や香料、色素などを溶かし、化粧品の中に均一に混ぜることができます。
 
参照:化粧品に使われるアルコール(日本化粧品工業連合会)
http://www.jcia.org/n/pub/info/b/03-2/

 
化粧水の場合は、スーッとした爽快感・清涼感を出すためにアルコールが配合されていることが多いです。
 
化粧水のほとんどは水ですので、心地よい気分を味わうために使っていると言ってもいいでしょう。
 
化粧水に保湿は期待できません。
 
なぜなら、保湿成分が入っているとしてもごく少量だからです。
 
保湿成分の配合を多くすると、化粧水とは呼べずに美容液になってしまいます。
 
化粧水を選ぶのなら、『正しいスキンケア事典』(高橋書店)では、ビタミンC誘導体、しかもAPPS(リン酸パルチミン酸型)のビタミンC誘導体をすすめています。
 
ビタミンC誘導体は水溶性ですので、クリームよりも化粧水に配合した方が適しています。
 

「いちばんのおすすめは、ビタミンC誘導体入りの化粧水。ビタミンC誘導体は、抗酸化や美白、毛穴の引き締めなど、さまざまな効果をもつスーパー成分です。クリームなどより水に配合したほうが安定性が高まる成分なので、化粧水なら好ましいといえます。」

「いくつか種類があるが「リン酸パルチミン酸型(APPS)」がもっとも効果が高い。」

『正しいスキンケア事典』(高橋書店)より

 
 

APPSビタミンC誘導体に期待できる効果

・抗酸化:活性酸素を抑え、シワ、たるみを改善する。

・美白:シミ、ソバカスを改善する。

・毛穴の引き締め:毛穴の開きを目立たなくする。

 
 
 

-美容

関連記事

ほうれい線を消すツボとベロ回し

    ほうれい線を消すツボとベロ回しの方法 ほうれい線は、顔のハリや弾力が失われているのが原因です。 ハリや弾力があると、笑ってもすぐにシワは元に戻りますが、失われるとなかなか戻りません。 これが続 …

お尻のブツブツの原因と対処法

  お尻のブツブツや湿疹のようなものがでる原因 毛穴の中の雑菌が繁殖して炎症を起こしているのが原因だと考えられています。 雑菌の繁殖は、蒸れや摩擦によって起こることがあります。 ジーンズやナイロンの下 …

基礎化粧品の乳液とクリームの違い

基礎化粧品の乳液とクリームの違い スキンケアのための化粧品(基礎化粧品)を使う順番は、化粧水→美容液→乳液→クリームと書かれていることが多いと思います。 化粧水で肌を整え、美容液で水分や美容成分を補い …

ホームピーリング化粧品の選び方

ホームピーリング用の化粧品に配合されているピーリング剤は、クリニックで使われるピーリング剤よりは当然作用が弱いです。   しかし、少しずつ継続的にホームピーリングを行うと、シワの予防やニキビ対策になり …

日焼け止め化粧品を使うときの注意点

日焼け止め化粧品について 日焼け止めクリームなどの化粧品を使う前に、使用説明書を読んでいるでしょうか。 よく読んで使用しないと、日焼け止めの効果が半減することがあります。     SPFの数値の意味 …