保湿ミスト・保湿スプレー化粧水について
エアコンの暖房で肌が乾燥しているのではありませんか。
そんなときのために使用する保湿ミスト(保湿スプレー)と呼ばれる化粧水があります。
しかし、すぐに肌が乾燥するのではないでしょうか。
「自分が乾燥肌だからしかたがない」とまたシュッと吹きかけていませんか。
そもそも化粧水には保水効果はありません。
なぜ化粧水には保水効果がないのか
化粧水は大半が水。
保湿成分はあまり配合されていません。
なぜなら、保湿成分を高濃度に配合すると、美容液のカテゴリーになるからです。
でも化粧水をつけると気持ちがいいですよね。
この清涼感は、アルコール(エタノール)によるものです。
保湿ミスト・保湿スプレー化粧水がムダな理由
保湿ミスト(保湿スプレー)を吹きかけると、しばらくして蒸発します。
このとき、肌の水分もいっしょに蒸発してしまうことがあります。
これでは、せっかく保湿目的で使用しているのに、いっそう乾燥してしまう結果になります。
室内で肌が乾燥したときの対処法
まず、セラミドなどの保湿成分が配合された美容液を手に広げます。
そして、乾燥した部分に軽く押さえるようにつけます。
メイクの上からでもOK。
主な保湿成分の種類
水分をはさみ込むタイプ
・セラミド3
・水素添加大豆レシチン
・ステアリン酸コレステロール
水分を抱え込むタイプ
・ヒアルロン酸
・コラーゲン
・エラスチン
水分をつかむタイプ
・天然保湿因子(NMF)
・PG(プロピレングリコール)
・グリセリン
・1.3BG(ブチレングリコール)