大人ニキビ、特に生理前にできるニキビにとって、豆乳の飲み過ぎは良くありません。
ニキビに豆乳があまりよくない理由1
豆乳に含まれる大豆イソフラボンは、エストロゲン(卵胞ホルモン)と似た働きをします。
エストロゲンは、もう一方のプロゲステロン(黄体ホルモン)とバランスを取っていますが、生理前に豆乳を飲み過ぎるとエストロゲンが活発になりすぎて、プロゲステロンとのバランスを崩していまいます。
ホルモンのバランスが崩れると、皮脂を過剰に分泌するという現象が起こります。
毛穴に皮脂がたまり、古い角質で毛穴が閉じられると、アクネ菌が繁殖し炎症が起こります。
この状態が赤ニキビです。
なぜあごにニキビが集中するの?
“あご”に集中してできるのは、次のような理由があります。
・あごは皮脂腺の分布が多い
・無意識に手で触ったり、衣服でこすれたりするので、雑菌が繁殖しやすい
・意外と紫外線の影響を受けるのに紫外線対策がおろそかになる箇所
ニキビに豆乳があまりよくない理由2
豆乳に含まれるIGF-1(インシュリン様成長因子-1)という物質は、細胞分裂や細胞の成長を促します。
これは肌にとってはいいことです。
しかし一方で、皮脂腺の活動を活発にします。
皮脂の分泌が増えることは、ニキビにとってはよくありません。