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ベビーパウダーでニキビは治るの?

投稿日:2017-06-18 更新日:

ベビーパウダーでニキビは治りません。

原料であるタルクに問題があるようです。

ベビーパウダーは、赤ちゃんのスキンケア用のパウダーの総称です。

主に、赤ちゃんの“あせも”や“ただれ”防止に使われます。

パウダーには、汗や水分を吸収・撥水する作用があります。

ベビーパウダーは、タルクとコーンスターチを原料としています。

タルクは、滑石(かっせき)という天然石を粉にしたものです。

また、コーンスターチは、トウモロコシからつくられたデンプンです。

タルクは、汗や水分を吸収し蒸発させる働きをします。

コーンスターチは、皮脂や汗を吸収しますが、肌が乾燥してくると水分を放出し、肌を保湿する働きがあります。

なぜベビーパウダーでニキビが治らないの?

毛穴に皮脂や汚れがたまるとよくないですよね。

毛穴の大きさは、約0.2mmです。

一方タルクの大きさは、約0.01mmです。

大きさを比べると、簡単にタルクの粒が毛穴に入り込めることがわかります。

ニキビは、白ニキビ→黒ニキビ→赤ニキビという順に悪化していきます。

白ニキビや黒ニキビの段階では、まだ毛穴の口が開いていますので、ここにベビーパウダーを使用すると毛穴にタルクがつまり、悪化してしまいます。

赤ニキビの段階では、毛穴の口が閉じられ、毛穴の中で炎症が起こっている状態ですので、ベビーパウダーの影響はあまりないと思われます。

なぜベビーパウダーでニキビが治るという話になったの?

先に書きましたが、コーンスターチが皮脂を吸収し、肌がサラサラになるからです。

皮脂はニキビの大敵ですからね。

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