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コラーゲンを食べるのと塗るのと、どっちが効果があるの?

投稿日:2016-10-15 更新日:

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「十分な栄養補給は、肌の健康の基本。外側から補うだけじゃなく、食事などで内側から補うことは、もちろんすごく大切です」と、研究者も皮膚科医も声を揃えます。

 
しかし・・・
 

食事やドリンク剤、サプリメントなどで摂った栄養分は、命にとって大切な器官の需要が優先。たとえば血管の補修などに使われ、肌はかなり後回しです。

 
 
コラーゲンを食べると、アミノ酸に分解され、コラーゲンでなくなります。
 
血管などの補修の材料としてアミノ酸が十分あると、アミノ酸の一部がコラーゲンに再生されます。
 
後回しになりますが、再生されたコラーゲンが肌に弾力を与えます。
 
 
最近の研究では、コラーゲンペプチドが皮ふのコラーゲンを増加させることがわかっています。
 
コラーゲンペプチドとは、通常のコラーゲンの分子を小さくした(低分子化)ものです。
 
ですので、食品からコラーゲンを摂るのではなく、コラーゲンペプチドのパウダーや飲料を食べると効果的です。
 
ただし・・・
 

シミなどの部分使いには、やっぱり化粧品が確実のようです。

 
でも・・・
 

「継続して摂取しつづければ、肌が生まれ変わる1ヵ月後には、違いが感じられると思います」と平尾さん。
※平尾さん…資生堂主幹研究員

また津田攝子先生も、「食事やドリンク剤などでコラーゲンを摂ると、消化されて3つくらいのアミノ酸に分解されますが、その3つがしっかり体内にあると、コラーゲンが再生されやすいんですよ」と食事での摂取をすすめます。
※津田攝子(つだせつこ)…津田クリニック副院長

 
以上、引用:近藤須雅子『9割の人が間違っている化粧品「効きめ」の真実』(講談社)
 

結論
シミなど、部分的に改善したい場合は、化粧品が効果的。
 
肌にハリを与えるには、コラーゲンペプチドを摂取すると効果的。

 
 
 

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