還元型コエンザイムQ10について
コエンザイムQ10(ビタミンQ)は、もともと心臓病の薬として使われていました。
現在ではその効果が疑問視されている場合があります。
例えば、不整脈治療の医薬品としては現在認められていません。
還元型コエンザイムQ10の効果
サプリメントでは、2002年に使用が認められています。
コエンザイムQ10は、もともと人の体内にある物質で、カロリーを燃焼する速度を速めたり、活性酸素によって細胞がダメージを受けるのを防いでいます。
ですので、次のような効果が期待できます。
・アンチエイジング(抗老化・抗加齢)効果
・高血圧の予防、改善
・ダイエット効果
・くすみやたるみなど肌の老化を防ぐ
・顔や手足のむくみ
・紫外線による肌のダメージを防ぐ
還元型コエンザイムQ10の副作用
サプリメントは、健康食品という位置づけですので、副作用は基本的にありません。
ただし、コエンザイムQ10、ワーファリンという血栓を防ぐ薬の作用を弱めてしまいますので注意が必要です。
加齢と共に体内のコエンザイムQ10は少なくなってきます。
しかし、個人差があり、体内のコエンザイムQ10の量が足りている人が飲んでも意味がありません。
逆に、飲む量が少ないと、コエンザイムQ10の効果が実感できないことがあります。
つまり、自分に合った摂取量の見極めが難しいというのが欠点です。
コエンザイムQ10を多く含む食品
イワシ
サバ
牛肉
豚肉
落花生
参考
公益財団法人日本心臓財団 http://www.jhf.or.jp/
田村忠司『サプリメントの正体』(東洋経済新報社)
追記:脳での増加可視化に成功
これまで、還元型コエンザイムQ10のサプリメントを摂取した後、脳のどの部分で増えるのかわかっていませんでした。
しかし、福井県立大のマウスによる実験により、脳の中の小脳や脳りょうなど記憶や行動に関する部位で多くなることがわかりました。
これにより、アルツハイマーやパーキンソン病の改善薬の創薬研究への応用が期待できるそうです。
追記:コエンザイムQ10は加齢臭に効果あり
2017年4月5日、資生堂は、コエンザイムQ10に加齢臭を抑えることを初めて発見したと、発表しました。
加齢臭の原因物質は、ノネナール。
この物質は、1999年に資生堂の研究者が発見しました。
年を重ねると、皮脂成分のバルミトオレイン酸というのが増えます。
バルミトオレイン酸が酸化すると、ノネナールに変化します。
資生堂によると、コエンザイムQ10は、バルミトオレイン酸がノネナールに変化するのを防ぐ働きをします。
この発見により、ニオイを抑えるのに従来、洗ったり、制汗剤を使用したりしていましたが、体内部から加齢臭を抑えることが可能になります。
・アンチエイジング(抗老化・抗加齢)効果
・高血圧の予防、改善
・ダイエット効果
・くすみやたるみなど肌の老化を防ぐ
・顔や手足のむくみ
・紫外線による肌のダメージを防ぐ
・アルツハイマーやパーキンソン病の改善に期待
・加齢臭に効果
【まとめ】還元型コエンザイムQ10の副作用
ワーファリンという血栓を防ぐ薬の作用を弱めてしまう。
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